2013-02-20

アムトラックでの出来事(o^^o)

深夜、隣町から出発した電車は定刻通りサンフランシスコへ向け静かにゆっくり走り出しました。
思っていたより、広くて綺麗!二階席から見渡す景色は見晴らしも良い… と思う。と言うのも真っ暗で何も見えない。

憧れの電車での旅。
シャスタを離れるのはとってもとっても悲しく、遅い時間のお見送りも有難くほろっと切なく別れ難かったのですが… 電車がホームに着いた途端、テンションMAX \(^o^)/

窓の外は真っ暗だけど、目を凝らし様子をうかがう。
かなり興奮気味(^^;; 眠る気もなくキョロキョロしていると、通路を挟んだ隣の席の様子がおかしい。最初は仲の良い親子と思っていたらどうやら他人同士。
白髪のお婆ちゃまの体調が悪いみたい。間もなくレディング、大きな街だよ、と伝えると隣でケアしていた女性が車掌さんを呼んだ。車掌さんが何処かへ手配をしている間、彼女はお婆ちゃまを励まし、家族へ連絡を入れる。夜中の2時過ぎ。暫くして突然、電車が止まった。外を覗くと、数台のパトカー、消防車、救急車が待機しており、沢山の人が車内に乗り込んできた。

私の目の前で処置が始まった。
脈を取り、血中酸素を調べ心拍数を確認している。お婆ちゃまはポートランドからサンタバーバラの娘さんの所へ行くところ具合が悪くなった様子。
容態は悪くないみたい、もう心配ないよ… 救急隊が来て安心したのかバツが悪そうに微笑み返してくれた。このまま電車での長旅は無理との判断でお婆ちゃまは途中下車し病院へ。

再び電車が走り出し、ふと隣を見ると、ずーっと励まし続け的確な判断で緊急対処した見ず知らずの彼女は何事も無かった様にシートに深く沈んでいた。

素早かった。
ホームでは無く、道路の真ん中にパトカー数台で道を封鎖し電車を止めた。みんな温かかった。今ごろ家族が来てお婆ちゃまも安心していることでしょう。初めてのAMTRAK 。憧れの列車でとても心温まる場面に遭遇しました。
だから旅はやめられないのです (o^^o)







2013-02-19

冬のシャスタ♪

シャスタでまったり旅の疲れを癒しております♡
今は雪も少なくポカポカ陽気。。。これで冬が終わりではないにしても
まるで春みたいで雪国出身者としては嬉しいかぎりです。

冬のシャスタはとっても静か。。。夏の賑わいとはまた違った心地良さがあります。

先日、シャスタシティへ遊びに行くと、相変わらずの街の風景がありました。
夏の間、毎日ブックストアの前で佇んでるおじさん。
派手派手のハーレーに乗ったお兄さん。
大きな袋を持って街なかを歩いてたランニング姿のお兄さんは長袖だった。


ツーソンで会った石屋さんにご挨拶に行くと、買付けホヤホヤの石が店頭に並んでました。店内は店主の帰りを待ってたであろうお客さんで賑わっており、またしても石を物色している私を見て笑われ、彼が見立てた石を購入してしまった^^;


夏の間はよそ者に明け渡している小さな街も、冬は静かに彼等の生活は変わらずそこにある。ブックストアのベンチに座っているとどんどん人が集まってくる。普段見掛けない顔であろうアジア人にも優しい微笑み。何を話すでも無い、微睡みの時。なんだかとても居心地が良く嬉しくなった。
いつでも優しく受け入れてくれるシャスタ!帰ってきたよ〜♪








2013-02-15

赤い大地・白い大地

変化。

今回訪れた赤の大地と白い大地。

とっても対照的な印象を受けました。

遥か遠い昔、どちらの場所もかつては海。

長い年月をかけ形成された大地。

セドナのレッドロックは何万、何千年も前から存在している。
その揺るぎない逞しい姿に宇宙の壮大さを思い知らされた。

方やホワイトサンズは毎日毎日どんどん姿を変え移動している。
そう長い年月を掛けずにこの地は広がった様です。

写真を撮る際、足跡が邪魔で撮影に苦労した。
しかし、風が吹けば翌日には何事も無かった様に消えているのであろう。。。
美しい波模様はまるで生きているかの様に、姿を変える。
パァーっと消し去り新たに美しい縞模様を創り上げてくれるのであろう。

変化、そうゆう事なのだ。
決して軽く吹き飛ばされるのでは無く、しっとりしっかり瞬間瞬間存在する。

揺るぎな大地に勇気を貰い、風にのり変化し続ける。
まさしく今!これからの姿。そんな事を感じた大地でした。
このタイミングで訪れることが出来て良かった♡







White Sands

この度、やっと憧れの NM州ホワイトサンズへ

ここを知ったのは、以前通っていた英会話スクールの先生が見せてくれた一枚の写真。彼が高校生の頃に訪れた時の写真でした。
真っ白な砂漠に真っ青な空!!!
その美しさに魅了されいつか絶対行く!
どこにあるのかも分からず誓いを立ててました。

それから何年も経ち、ツーソンから近いことがわかり一番最初にツーソンへ来た時、訪れる予定でした。ところが悪天候の為辺り一帯通行止め。
それから何度もチャンスは有りましたが、なかなか辿り着けない場所でした。

当初はアパッチの人々の大地であったホワイトサンズ一帯。
彼等に守られこの大地は育まれました。
今では米軍のミサイル基地として、戦闘機が飛び交いミサイル実験も行われる軍施設の敷地内となってます。この日も実験が行われたのか大きな爆発音らしき響きがありました。

公園内はとても静かで平和そのもの。一帯が真っ白な世界です。
ここの砂漠は砂ではなく、お山の鉱物であるジプサム(セレナイト)が砕かれ水で流され更に砕け、風に乗ってこの場所へと運ばれたそうです。まさしくクリスタル砂漠♡

砂漠の下はたっぷりの地下水があり、乾燥地帯にも関わらずとても水々しい。
裸足で歩くと吸い込まれる様にしっとり〜まるでウォーターベットの様な心地良さ。とても不思議な感覚をおぼえ、いつまでもいつまでも佇んでいたい究極の癒しスポットです♡

2013-02-14

光の肖像 ☆


赤の大地に潤いを与える女神



昨年、開運画家 加東和氏に描いて頂いた光の肖像。

ツーソン買付け後帰省前に東京へ立ち寄った際、サラーリーマンでごった返す都内の喫茶店の片隅でお会いし、テーブルを挟んでお茶を飲みながセッションは始まりました。

筆を滑らす様にサラサラと描くと同時に「この羽まだまだ大きくなりますよ。その為にはどうしたら良いかわかりますか?」唐突な問いかけに一瞬ドキッとする。
描きながら話は続く、「高いところ好きですね。そこから見渡してます」「赤い大地、アリゾナかな。。。」なんで〜^^; このおっちゃんわかる??

その日は、いつものモカシンもさけ小綺麗な服装、職業も一切明かさず出来るだけ匂いを消していったのに。。。だだ漏れだったのか。

たったの五分も掛からずとっても素敵な女神さまを降ろして下さいました♡
描きながらのメッセージには、驚きと納得と戸惑い。
ドンピシャな言葉とは裏腹に、少しお役目も大きく受け止めるには躊躇がありました。

今回、セドナで辿り着いたお気に入りポイント。
あの地に立った時、加東氏からの、女神さまからのメッセージを思い出した。
あの時の言葉がやっと腑に落ち、自分のことと捉える事ができた様に思います。

この女神が胸に抱いてる青い丸玉。
畏れ多くも地球みたい。
どんなかたちで創り上げていけるのか。。。羽を広げはばたいてみようと思いました♡

開運画家 加東 和氏 Blog http://ameblo.jp/kaiungaka-katonagomu



2013-02-13

赤の大地


今回お思いかけず辿り着いたポイント。
最高のロケーションに雄叫びを上げてしまった^^;
またしてもお気に入り場所が見つかり嬉しい〜♪


天気予報は雨。
空を見上げると雲の切間からうっすら青空が見える。
とりあえず行ってみよう!車を走らせるとどんどん青空が広がっていく。

とっても気になっていた洞窟の場所はわからない。
頼みのセドナの友人はもうツーソンへ向かってしまった。
それらしい方角へ向かい、そうであろう場所に辿り着いた。

でも、それより上の方が気になる。
先へ進むと、住居跡らしき場所があった。
あ〜此処に住みたい!更に上へ登り続けると。。。
そこは辺り一帯が見渡せる大きな岩のてっぺんだった。
ずーっとずーっと先まで続いてる。ずーっとずーっと歩きたい♪

ひらかれた世界、とてもわかりやすい。ただ、在る。それだけなのだ。

一瞬、大きな風が吹いた
スピリットの存在を示すかの様に風が通り、サボテンが微かに揺れた。

この地に立って、誰もいない赤い大地の上で、
ただ『存在』してることの喜びをひしひしと感じてました。